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映画「君の名は。」いまさらレビュー [アート]

 話題になってるし、観た方がいいよなぁ。いつ行こうかなぁ。まだやってるからいつでもいいかなぁ。なんて思っているうちに11月も半ばになっていました。映画「君の名は。」観てきました。

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 全方面から絶賛されていて、流行語大賞にもノミネートされているという、この流れで感想を書くのはなかなかハードルが高いところですが、さらっと書きます。月並みな感想を言えば、ムズキュンな泣ける恋愛アニメでした。

 東京に住む高校生の男の子と飛騨高山に住む高校生の女の子が、朝起きたら中身が入れ替わっていたというお話。お互いに直接会うことはなく、入れ替わりも不定期、入れ替わっている間の記憶は元の生活をしていると薄れていく。


 さらに物語の途中で、入れ替わりに加えて、大きな時間軸のズレが起きていることがわかります。


 要するに最初から最後までSFモノであって、入れ替わりモノとタイムリープモノの複合のような話なのですが、この設定の妙と、最終的にきれいに無理なく伏線を回収している感じが、観る人にとってとても心地いいんじゃないかと思います。


 誤解を恐れずに言うならば、SFモノとしてはすごくありがちな設定で、特にひねりもなく、予定調和的な流れで進んで、最後はきれいにまとまって終わりという話です。でも、だからこそこれだけヒットして、何度も観られる、何度観ても心地いい物語として受け入れられているんじゃないかと思うんです。浅田次郎パターンです。


 最近よく思うことなんですが、観ている方が「こうなって欲しいな」って思う方に転がっていく物語が、良く受け入れられているような気がします。これはスポーツの話ですが、プロ野球の広島優勝だったり、大谷翔平の二刀流だったり、山田哲人の2年連続トリプルスリーだったり、みんながやって欲しいと思うことが実際に起こって、みんなが盛り上がるというようなことが、世の中の流れになっているのかなって思います。


 もちろん私もその中の一人で、「君の名は。」はスッと胸に落ちるとてもいいお話だと思いました。こんな物語書いてみたいなぁ〜。


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