タイタンシネマライブ4月20日は初開催の日比谷で！

　タイタンシネマライブに行ってきました。銀座の現地のチケットは取れなかったのでシネマライブ初開催のTOHOシネマズ日比谷へ。でっかい建物でめちゃくちゃキレイなところでした(笑)

　客席はおそらく満員で、私の席は一番後ろの端っこの方でした。

　出演はタイタンメンバーが、ゆりありく、瞬間メタル、XXCLUB、松尾アトム前派出所、脳みそ夫、ウエストランド、長井秀和、日本エレキテル連合、爆笑問題。ゲストは、ラブレターズ、スマイリーキクチ、ナイツ、BOOMER。

　ゆりありく。葬式。設定勝ちのようなネタ。どこまで計算していても、結局はりくの挙動による笑いになってしまうのがもったいなくもあり、それがこのコンビの持ち味でもあるんですね。


　瞬間メタル。漢のコント復活。懐かしい。劇場で観ていて、あの手拍子に参加したいと思っていました。タイトルの割にジワジワ笑いなのが妙に面白い。


　XXCLUB。USEN-MANで披露していたラジオのネタ。教科書通りの分かりやすい構成で、笑いどころもしっかり。


　松尾アトム前派出所。農村あるあるを自作の和歌とともに。歌の面白さと松尾さんの滑舌の悪さがマッチしてかなりツボに入りました。タイタンライブで見るのは初めてかな。今までで一番面白かったです。


　脳みそ夫。脳みそ夫体操。完全に事務所ライブの私物化。音楽が流れた時の「え？やるの？」感はハンパなかったですね。本当にどんな顔して観てればいいのか分からなかったですよ(笑) TOHOシネマズ日比谷の「みそパワー」はゼロでしたけどね。これも叫びたかった人いっぱいいたと思いますよ。ホントは。


　日本エレキテル連合。青年海外協力隊と現地の人のコンビ…で合ってますかね。シニカルにしてダーク。誰も思いつかないような設定を作って、ありもしないものをパロディして、さらに崩して崩して笑いにする、才能の塊だと思います。「女芸人」という枠に入っていないネタの作り方ですよね。


　ラブレターズ。バースデーサプライズ。いいネター！と叫びたくなるようなコント。前半で積み上げて終盤でひっくり返すお手本のようなネタでした。結果サイコオチみたいになるんですけど、タイタンライブのお客さんは悲鳴にはならずに、ちゃんと笑ってくれますね。


　ナイツ。同窓会。円熟の域に達しているかのような淀みなき話芸の世界。土屋さんのツッコミのタイミングが観客の認識とバチっとマッチした時の、笑いが弾ける感覚がすごく心地よかったです。


　爆笑問題。時事漫才。疑惑、不祥事、騒動、事件、みんなが深刻な顔して語っていながら、本当はどうでもいいと思っていることを、本当にどうでもいいんだと分からせてくれる圧倒的に平和な漫才。毒を吐いていると言われがちだけど、実際には観客の毒を抜いているんですよね。ずっと笑っていました。面白かったです。


　エンディングトークはラブレターズが良かったです。溜口さんに事務所から皇室いじりNGが出ていたという話、好きですねー。ちなみに光代社長に言われたっていう「あんたたちテレビに出る気ないでしょ」は褒め言葉だと思うんですけどね。


　シネマライブに行くたびに書いていますが、だれか温めてくれないかなぁって思います。出番の拍手とはける時の拍手を映画館では誰もやらないんだけど、お笑いライブを観に来た身としては、拍手も含めてライブ感なんですよね。タイタンの若手が映画館に来て、前説とかやって拍手の練習とかやってくれれば、もっと盛り上がると思うんですよね。


　今回は脳みそ夫さんがコール＆レスポンスみたいなこと(？)やってましたけど、あの空間で「みそー！」は叫べないですよ。まあ現地もそうだったかもしれないけども(笑) 緑井はどうだったんだろう。


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タグ：タイタンライブ タイタンシネマライブ 爆笑問題 ラブレターズ