スワローズ観戦記２０１９〜東京ドームの乱打戦〜

　東京ドームでスワローズ戦を観てきました。東京ドームには何度か行っていますが、ここでペナントレースの巨人×ヤクルトを観るのは、かなり久しぶりのような気がします。試合の方は、打線好調のスワローズが乱打戦を制して見事に勝利しました。

　印象としては、東京ドームは打球がよく飛ぶなぁ、ということですね。もちろん試合展開によって違うんですが、面白いようにホームランが出る楽しい試合でした。


　先発の高橋は力のある球を投げているように見えましたが、ジャイアンツのクリーンナップの威圧感に名前負けしたかのように、ボール先行になって、甘くなった球をガツン、フォアボールからガツン、とされてツーラン3本の6失点。課題はコントロールと度胸・自信ですかね。


　同点にされてからの流れを変えたのは、5回の1イニングを投げた五十嵐投手と勝ち越しホームランの村上選手だと思います。五十嵐が投げると何かが起こる…、今年は試合がもつれて中継ぎの勝ち星が多いですからね。もしかしたら2000年の中継ぎ11勝がまた見られるんじゃないかと密かに期待しています。


　村上選手のホームランはものすごい打球でした。スタンドに突き刺さるようなライナー性の当たりで、なんだか空気が完全にこっちに引き寄せられたように感じました。まさに令和のスワローズを担う若き大砲です。今年は全部ホームラン狙いでもいいぐらいの気持ちで打席に立ってほしいです。

　ヒーローインタビューでも優等生発言連発の村上選手。最高かよ！


　今は打線のつながりと中継ぎ陣の粘りがかみ合って、打撃戦でも勝ちに転がることが多い状況ですが、これから先は登板過多も出てきて、そう簡単にはいかないでしょう。やはり安定した先発の働きと、1点を取りにいく緻密さも磨いていってほしいですね。


　とにかく今日は大勝利！ドラマチックベースボール！

タグ：野球 プロ野球 スワローズ 東京ヤクルトスワローズ