M-1グランプリ2009 パンクブーブーあっぱれ! [テレビ]
最終審査の開票、4人目の東国原知事の票が開いた瞬間「やったー!」って叫んじゃいました。前回の記事でも書きましたが、パンクブーブーを応援していたので、本当にうれしかったです。しかも満票の堂々優勝。ネタの出来も素晴らしかったです。
リアルタイムで見られたので、終わってすぐ書いても良かったんですが、前回の記事で2回見ると約束したので、ちゃんと2回見てきました。いやー、笑わせていただきました。今回の決勝大会は全体的にいい決勝だったんじゃないでしょうか。発表はしませんが、ちゃんと自分でも採点してます。
ファーストステージで一番笑ったのは笑い飯です。「トリ人」のネタは初めて見ましたが、すごい爆発力でしたね。今までの笑い飯のネタの中でも一番笑いました。紳助さんも100点を付けていましたが、今大会のベストネタは間違いなくこのネタだと思います。最高でした。
個人的に大好きなのはハライチのネタでした。初出場なのに落ち着いて見えましたし、テンポもバチッと決まっていました。二人ともしゃべり方とか、雰囲気の出し方とかがすごく自然で、なんか引き込まれてしまうんですよね。長いネタを見て、かなり実力のあるコンビだと思いました。
ひとつ目のパンクブーブーに関しては、応援していたぶん自分が構えて見てしまったというのもありますが、つかみが良くなかったかなと思いました。それからツッコミの黒瀬さんのテンポがちょっと速すぎるという感じがしました。でもネタの後半でかなり良くなって、上手く畳みかけられたのが良い評価につながったんでしょうね。このコンビはとにかくネタがいい!! 1本目に関しては、調子が万全ならもっと良くなったと思います。
期待のNHK人形劇「新・三銃士」 [テレビ]
NHKの新作人形劇は14年ぶりだということですが、私は再放送などで「ひょっこりひょうたん島」なんかを見ていた覚えがあるので、それほど馴染みがないわけでもありません。でも私が物心ついてからは再放送しかやってなかったんですねぇ。余談ですが、NHKは再放送に対する思い切りの良さにもセンスを感じます。
番組の概要を書いておきますと、「新・三銃士」は10月12日(月)スタートで全40話。全話20分で放送時間は最初の10話が月〜金の午後6時から。11話目以降は毎週金曜日の午後6時から。ちなみに1週目、最初の5話はすでに放送されています。ちょっと変則的な編成ですが、こんな編成なのは全40話と短いので月〜金だとすぐに終わってしまうから、だそうです。
ウーチャカショック! & 答えの無いクイズ [テレビ]
離婚のコメントでも詳細は書かれていなかったので、突っ込んだ憶測はしないでおきますが、一人になって田中さんの体調管理が心配ですね…。せっかく巨人も優勝したのに。
生放送のサプライズで、とりあえず太田さんがイジって、田中さんも普通にツッコんでいたので大丈夫だとは思いますが、ネタとしてどれだけ引っ張るんでしょう。一週間は様子見かな。
M-1グランプリ2008の感想 [テレビ]
毎年、見る方も緊張しながら見てしまうのですが、今回は例年よりリラックスして見られたと感じました。会場の雰囲気もあると思いますが、評価すべきはトップバッターのダイアンでしょう。初っぱなからウケて、いつもの重い空気を吹き飛ばしてくれたと思います。そのおかげで、全体的にすべることが少なかったんじゃないかと思いました。今までで一番雰囲気のいい大会だったと思います。
私が一番高い点数をつけたのはU字工事とオードリー。紳助さんも言っていましたが、これは好みの部分が大きいと思います。ただ、敗者復活から来てすぐのオードリーは、会場の空気もあってかなり爆発力があったと感じました。
酷評されたザ・パンチのネタですが、私はそんなに悪い出来ではないと思いました。ただ、「死んで〜」というフレーズがあまりにも時代にそぐわないという部分と、ボケとツッコミの間の独特の長い間が、普段彼らのネタを見ていない審査員から「下手さ」と取られてしまったという部分が低評価につながったんじゃないかと勝手に思っています。
最終決戦に残ったナイツ、NON STYLE、オードリーのネタは文句なしでした。個人的にはナイツがトップです。それにしてもNON STYLEの井上さん、「いきって」ましたね〜(笑) 優勝したNON STYLEにトロフィーを渡すとき、紳助さんが「僕の中では圧勝でした」とおっしゃいましたが、これは勝者を称えるというだけの発言ではないと思います。つまり、僕の中では圧勝だけど、「他の人はどうかわからない」という意味が含まれていたんじゃないかと思うんです。
紳助さんは今回、審査員の間で評価が分かれたことに少し戸惑ったんだと思います。理屈抜きで一番面白い奴を決定する、誰もが一番面白いと思う奴を決めることができるという前提で行われてきたのがM-1グランプリという大会で、数年間それは機能していました。でも、審査員の間で好みが分かれるということになったら、本当に一番面白い奴を決められるのか、その疑問が少し紳助さんの中に出てきたんじゃないかと思います。私は正直、関東と関西の笑いのギャップは大きいと思います。
テレビではショートネタブームの今年、短い時間の中で個性の強いネタで勝負する傾向が強くなっています。今年のM-1はその中から出てきたコンビが多く決勝に残りました。好みが分かれるネタで競った今回の大会はM-1の中で重要な大会の一つに数えられることになるでしょう。これからのM-1、そしてお笑い界に注目していきたいと思います。
M-1グランプリ2007を見て [テレビ]
今年も笑いの祭典M-1グランプリが開催されましたが、サンドウィッチマンの優勝は文句なしの結果だったと思います。M-1の独特の雰囲気の中で漫才をやるのは難しいみたいで、なかなか普段通りの面白さが出せていないということがよくあるんですが、その中でも今回は全体的に楽しめました。
ただ、どうしても疑問に思ったのは決勝に進出した8組の選考です。これは私の笑いのセンスが時代に追いつけていないからなのかもしれないんですが、ちょっとわからないネタがいくつかあって、もっと出られるコンビあるだろとか、このコンビはコント向きじゃないかとか、思ってしまいました。実際はネタのタイプのバランスとかを考えて、一つのテレビプログラムとして偏りがないように選出しているのかもしれないですが、それは絶対的な笑いのNo.1を決めるのに必要なのかな、って思うんです。年末の大きなイベントだから、視聴率の関係もあるのかな、と変に勘ぐったりもして…。
しかし、最終決戦に残った3組に関してはまったく異存はありません。間違いなく出ていた9組の中で頭一つ飛び抜けていたと思います。優勝したサンドウィッチマンのことは、恥ずかしながら敗者復活の名前が読み上げられるまで、まったく知りませんでした。今見返してみると、最後のネタはトータルテンボスもよかった気もしますが、1番キレがあったのはサンドウィッチマンだったかなと思います。来年は忙しい一年をお送りください。
「M−1グランプリ」レビュー [テレビ]
クリスマス中、風邪で寝込んでいまして、更新が遅れました。
ちょっと遅いですがクリスマス・イブに行われたM−1グランプリの話題です。このブログではあまり触れていませんでしたが、私、結構お笑い好きです。
紳介さんも言っていましたが、序盤は爆発的な笑いが無くて、なんかくすぶった空気で進んでいました。ポイズンは普通にすべっちゃった感じだし、フットボールもあまり好きなネタではなかったので、そこまでいい印象ではなかったです。
爆発させたのは間違いなくチュートリアルでしたね。前回かなりツボってたので、いいかなとは思っていたんですが、あのタイプのネタで押してくるとは思わなかったです。今年一年ネタは見てなかったので分からないのですが、今はアレしかやってないのかな…。
期待した変ホ長調は、底が見えてしまった感じでそれほどでもなかったし、笑い飯は序盤の展開に間がありすぎて厳しかったですね。
決勝に残ったチュートリアル、フットボールアワー、麒麟の三組は9組の中では間違いなくトップクラス。予選の出来で見たらほぼ横一線だろうと思っていました。一度優勝しているフットボールアワーが少し有利かなぐらいで。
決勝のネタを見たら明らかに勢いの違いが出ましたね。フットボールアワー、麒麟が終わった段階ではわかりませんでしたが、チュートリアルは文句のつけようがない出来。完璧でした。
ただ、来年チュートリアルが売れてるところが想像できません(笑)。