ヴァイキングの本 [歴史全般]
今、この本を読んでいます。
古本屋をあさっていて見つけた本で、ずいぶん古いもののよう。Amazonの商品紹介にあるか心配だったのですが、ありました。表紙は今の中公新書と同じレイアウトです。
実は『ヴィンランド・サガ』という漫画にはまったことから読んでみようと思い当たったのですが、この本にも「ヴィンランド」に関する記述があったんです。
この本によるとヴィンランドとは、グリーンランドから出発したヴァイキングの船がアメリカ大陸に到達してその土地に名付けた名前(歴史的にも実証済み)。「ぶどう酒の土地」という意味だとか。もちろん彼らが上陸した時点でもアメリカ先住民(ネイティヴアメリカン、インディアン)がいたことは言うまでもありません。
このほかにも、ヴァイキングが担った四方への交易や彼らが歴史上初めて生んだという共和国の話など、ヴァイキングに興味を持つには十分な内容が盛り込まれています。
ただ、おそらくほぼ入手は不可能なのと、40年近く前の本だというのがあるのであまり参考にはならないかも知れません。もう少し新しい本も探すか…。
バイキングはノルマン人でしたよね。たしか。
イギリスを征服したり、ロシアの礎を作ったり
話題には事欠きませんよね。
まあ、海賊と言えば海賊でしょうが
by ty-ortho (2006-10-15 22:34)
ty-orthoさん、コメント&niceありがとうございます。
やはり海賊というイメージが強いヴァイキングですが、交易に従事した民としての面も評価されているようです。
by イソップ (2006-10-15 23:10)
確かに、ty-orthoさんの言われるとおり、ヴァイキングと
云えば海賊だし、ノルマンといえば,格調が深く感じられます。
(笑)。シチリヤのモンレアーレ大聖堂はノルマンがもたらした
素晴らしい回廊がありますが(残念ながら,行ったことが
ない)いつか訪ねたいと念願しています。
by yoku (2006-10-17 01:19)
yokuさん、コメント&niceありがとうございます。
シチリアの歴史も複雑で、様々な民族によって支配された経験がありますね。先週の「世界ふしぎ発見!」でシチリアをやっていた時、イスラム教徒が築いた階段でキリスト教のお祭りをやっている光景が紹介されていました。文化の共存を垣間見た気がしました。
by イソップ (2006-10-17 19:14)