「セザンヌ—パリとプロヴァンス」鑑賞 [アート]
昨日、国立新美術館で「セザンヌ—パリとプロヴァンス」を観てきました。自転車で行って、朝の10時半ぐらいに着いたのですが、連休中だけあって、チケット売り場から大混雑でした。
今回の展示はセザンヌの作品のみが88点集められていて、風景画や肖像画、そして静物画など様々。初期から晩年まで幅広く網羅され、セザンヌの画風の確立過程を追うのに適した内容になっていました。
セザンヌというとやはり静物画なのでしょうか。後半に大きなスペースを使ってメインで展示されていました。館内にセザンヌのアトリエを再現した原寸大模型まで用意されていて、制作過程に思いを馳せることができる造りでした。
私は個人的には静物画がよくわからないので、風景画に目が行きました。地元プロヴァンスで描いていた時代から、パリで印象派と出会い、影響を受けて画風がどんどん変わっていく過程を興味深く眺めました。
セザンヌには印象派の画家が描いてきた北フランスの穏やかな陽光を、自身が育った南仏プロヴァンスの強烈な日差しで表現したいという思いがあったと言います。パリで吸収したものを自分のものにして故郷に帰って昇華させる、そこに彼のオリジナリティがあったのだと感じました。
開催期間は6月11日まで。ご興味のある方は国立新美術館まで足をお運びください。
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今回の展示はセザンヌの作品のみが88点集められていて、風景画や肖像画、そして静物画など様々。初期から晩年まで幅広く網羅され、セザンヌの画風の確立過程を追うのに適した内容になっていました。
セザンヌというとやはり静物画なのでしょうか。後半に大きなスペースを使ってメインで展示されていました。館内にセザンヌのアトリエを再現した原寸大模型まで用意されていて、制作過程に思いを馳せることができる造りでした。
私は個人的には静物画がよくわからないので、風景画に目が行きました。地元プロヴァンスで描いていた時代から、パリで印象派と出会い、影響を受けて画風がどんどん変わっていく過程を興味深く眺めました。
セザンヌには印象派の画家が描いてきた北フランスの穏やかな陽光を、自身が育った南仏プロヴァンスの強烈な日差しで表現したいという思いがあったと言います。パリで吸収したものを自分のものにして故郷に帰って昇華させる、そこに彼のオリジナリティがあったのだと感じました。
開催期間は6月11日まで。ご興味のある方は国立新美術館まで足をお運びください。
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たーちゃんさん、niceありがとうございます。
by イソップ (2012-05-11 00:58)