馬の世界史〜ブックレビュー〜 [歴史全般]
中世ヨーロッパでも馬は重要な役割を果たすので面白そうだなと思い、こんな本を読んでみました。
先史時代から現代の競馬まで、あらゆる時代の馬と人間との関係が書かれていました。中世ヨーロッパについてはあまり言及されていませんでしたが、騎馬遊牧民の活躍が大きいテーマとして扱われていました。
「もし馬がいなかったら、二十一世紀はまだ古代だった」という主張から始まるこの本。馬の存在があったからこそ文明は進歩し、今の世界があるというのはなかなか面白い考え方だなと思いました。人が馬に乗った時、速度の概念が生まれそれが文明の進歩の速度を著しく早めたと言うのです。
戦場における馬の戦力について考えたことはありましたが、馬を中心に据えて世界史を見直すということは考えたことがなかったので面白かったです。これからも馬と世界史の関係について考えてみようと思いました。
面白そうな本ですね。馬からみた中世とは。
中世は色々な視点から見ることが出来ると
いうことが分かりました。参考になります。
by yoku (2006-09-20 19:30)
yokuさん、コメント&ナイスありがとうございます。
中世というより、世界史全体の方が多く書かれていました。
中世ヨーロッパについては、十字軍でのアラブ馬の獲得や馬と農業の関係などの記述が面白かったですね。
by イソップ (2006-09-20 19:42)
はじめまして。yokuさんの御紹介でお邪魔します。面白そうな本ですね。今度当たってみたいと思います。
馬は昔の自動車であったのは間違いなくて、ベンツやらすばるやらいろいろな格付けが(?)あっただろうと想像します。人が乗れる動物を神様が作ったのは、なんとも人間にとって都合の良いことだと思います。まあ、象やロバも乗れますが、やはり全体には馬ですよねえ。
私も世界史の勉強がてら、へんな絵を描いています。機会があればお寄り下さいませ。
では。
by ty-ortho (2006-09-30 00:54)
ty-orthoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ベンツやらすばるやら>面白い表現ですね。この本を読んでみると、アラブ馬やアンダルシア馬などのブランドがあったということが分かってきますよ。
by イソップ (2006-09-30 08:35)