「アンカー展」に行って [アート]
通学路にあるから行きやすいというのもあって、最近毎度行っているBunkamuraのザ・ミュージアム。今回は19世紀スイスの画家アルベール・アンカーの作品を集めた「アンカー展」に行ってきました。
アンカーという画家については正直まったく知らなかったのですが、人物の写実表現がみごとでした。作品は彼の故郷の村を描いたものが多く、普通に日常生活を営んでいる村の人々の姿や子供たちが遊んでいる姿がたくさん見られて、こういうのどかな所に行ってみたいな、という気持ちになりました。子供たちの絵は特に印象的で、生き生きとした彼らの表情や動きはとても魅力的でした。
美術展に行くと毎回思うのですが、実際の油絵を見ると、印刷とはまったく違うというのがわかるんです。油彩で塗り重ねた色は本当に厚みを持っていて、その浮き出るような質感で、まさにそこに人物がいるような感覚を覚えました。
テレビがどんどん良くなっても、本物を見なければわからない美しさってあるんですね。
RIHOー2さん、初めまして。
niceありがとうございます。
by イソップ (2007-12-23 15:53)