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ものんくる「世界はここでしか聴けないってTOUR」代官山UNITにしかない世界がそこにあった [アート]

 昨日、待ちに待った代官山UNITでのものんくるのワンマンライブ「世界はここでしか聴けないってTOUR」のファイナルに行ってきました!ものんくるの世界にどっぷりハマれる最高のステージ!最高の演奏!最高の歌唱!でした。

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 入場時に歩きながら撮ったらブレブレの写真。これも味かなと思ってインスタで加工しました。


 関西方面のツアーはもちろん行けませんでしたが、東京で2度のインストアライブと日比谷野外大音楽堂で行われた「sunrise garden vol.1」でのステージには参加して、初めてアーティストの追っかけみたいな事をやりました。すべてのライブでバンドの編成が違って、その度に違った表情をのぞかせるものんくるが素敵でした。


 今回のアルバム「世界はここにしかないって上手に言って」が曲によって様々なゲストプレイヤーを入れて創り上げたアルバムなので、いろんな人と合わせるのは慣れているのかもしれませんが、どんな形でもものんくるの音楽として完成されていて、そこもJAZZっぽさを感じていいなぁと思います。



 さて、代官山UNITでのライブですが、お二人が客入りを気にしていたのが本当に杞憂だったと思うぐらい超満員で、早めに会場に着けて本当に良かったと思いました。しっかりステージが見える位置に陣取って、アルバム全曲プラスアルファをノリノリで楽しみました。


 「SUNNYSIDE」や「空想飛行」は前半の盛り上がりと世界観を引き立てるのにとてもいい楽曲でした。ドアタマでいい感じに温まって、沙良さんのテンションもどんどん上がっていってましたね。


 スペシャルゲスト菊地成孔さんが登場しての「Diving Out Of Town」これもまた素晴らしい。「粋な夜電波」リスナーとしては菊地さんのサックスを生で聴けたという感動もあり、ぐだぐだのミニコントを生で見られた感動もあり、 菊地さんはプロデューサーとしてただただこの曲のサックスソロをやりたかっただけなんじゃないかという疑問もあり(笑) それにしても菊地さん、田中義剛は若い人には伝わらんでしょ。


 吉田沙良のボーカリストとしての真骨頂を見たと思ったのはしっとり系の「Birthday Alone」「二人」「時止まる街」のあたり。この曲を生で聴いて、こんなにも私は心を揺さぶられるのかと、沙良さんの歌唱の表現力の凄さとともに、自分にも驚きました。


 過去作から登場の「優しさを重ねること」「南へ」。「南へ」はかなり盛り上がりましたね。2ndアルバムの表題曲ですし、聴いている人にはなじみ深い曲ですものね。私もかなりテンション上がりました。


 アンコールの「透明な星座をつくる」。この曲、生で聴きたいなぁと思っていたんです。たまたま!それがアンコールでかかるなんて!最高でした。


 そしてダブルアンコールの時の曲(アルバム未収録・タイトル覚えられなかった)がこれまたとても良かったです。第一声から引き込まれる歌詞。また全く違ったものんくるの世界がありました。この曲が入るアルバムはまたテイストが違うものになるんじゃないかな。是非、来年出るという(?)アルバムに収録してください!


 ライブに参加して、改めて思ったことは、角田隆太が紡ぐ歌詞の世界観の素晴らしさでした。やはり核には日本語で表現した詩の確固たる力強さがあるんだと思います。この世界観を楽曲に落とし込んで、それを到達点として提示する才能もやはり傑出していて、サポートメンバー・ゲストメンバーがゴールを共有して、それぞれの個性を出しながらこの世界を完成させることに全精力を傾けている。そのすべての才能を吸収して歌に昇華させる圧倒的歌姫、吉田沙良。


 まさに昨夜のライブは「世界はここにしかない」って思えるひとときでした。この感動を「上手に言えた」でしょうか? 全然伝わらないっていう人も、伝わったっていう人も、YouTubeで視聴してみてください。次のワンマンは12月21日に決まったってよ!



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