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「ナミヤ雑貨店の奇蹟」レビュー [アート]

 映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観てきました。東野圭吾の同名小説の映画化です。原作は読んでいませんが、そのぶん原作を気にせず見られました。ちょっとトリッキーなタイムスリップ物ですが、よくできたお話ですねぇ。いろんな伏線が折り重なって、最後に見事に回収されていました。

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 街のなんでも屋「ナミヤ雑貨店」の店主は、お悩み相談をやっていました。閉店後に郵便受けに悩みを書いた紙を入れておけば、翌朝には店先の掲示板に回答が張り出されています。寄せられる悩みは、子どもの悩みから深刻な悩みまで多岐に渡り、深刻な悩みの時だけ牛乳入れに入れておくのです。


 時代は移り、商売を辞めて空き家になった「ナミヤ雑貨店」に、強盗まがいの事件を起こした3人の青年が逃げ込むところから物語は始まります。既に人が住んでいない、悩み相談もとうの昔に終わっているはずの店内に、一通の手紙が投函されるのです。


 場面転換が複雑で、時間軸の行き来が激しいので、初見で理解できない人もいるかも知れませんが、時間のトリックで騙すつもりがない物語なので、場面が変わったら西暦の表記が出ますし、注意していれば迷子になることもないかなと思います。


 物語は雑貨店とある孤児院との間で交差するんですが、まあ感動しますね。いい話です。こういう物語の感想を書くのって、なんか難しいんですよね。話の筋でしか語れないので。


 ただ一つ言えることは、とにかく西田敏行の演技が上手い。ただの西田ファンかよって話になっちゃうんですけど、圧倒的マスタークラスの演技で、もう手に負えない感じですね。


 公開から間もないので、気になる方はぜひ劇場へ。


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