「笑え金魚ちゃん第2回公開収録」に参加して

　三連休の思い出ふたつ目は11月2日に行われた「笑え金魚ちゃん第2回公開収録」に参加したことです。この番組についての記事を書くのは2度目になります。前回は約1年前、まさに第1回公開収録があった時期でした。

　改めて紹介しますと「笑え金魚ちゃん」とは、ハガキ職人のあんけいよーさん、女性芸人のトラ・オーヤマさん、肩幅オバケのあさのさんの3人でやっているインターネットラジオ番組です。番組名で検索すれば、YouTubeとポッドキャストで聴くことができます。


　前回同様、会場にはたくさんのリスナーが集まっていました。正確に集計したわけではないですが、前回よりは多かったんじゃないかと思います。昨年顔を合わせていたり、この一年で知り合ったりした方もいたので、会場の空気には安心感もありました。


　この空間にいるだけでも、ラジオリスナーの輪が広がっているのがわかり、嬉しくなりました。



　内容は公開収録ならではの企画が満載で、リスナーからパーソナリティーへ伝えたいことをその場で語り合うコーナーや、番組内で場面転換の時に行われるCMコントをリスナー参加で一発録りするコーナーなどをやっていました。


　ちなみに今回は私もCMコントに参加させていただいております。前回の失敗から学んで、声だけは大きく出しました。仕上がりは放送をお楽しみに。


　ただ、公開収録スタートからしばらくは、パーソナリティー3人ともどこかエンジンがかかっていない様子で、あれ？あれ？っていう雰囲気が出ていました。終盤に時間の読み違いもあって、あたふたしたところもありました。自分たちでもわかっているようでしたが、準備不足があったのは事実なのでしょう。


　でも見ている方は、彼らが目の前にいてしゃべってくれて、メールを読んでくれることだけでも嬉しいわけで、家でひとりで聴いているラジオに、みんなと同じ空間で参加していることだけでも特別なことなんです。


　もちろん、もっと面白くなるはずだったという思いは双方にあったと思いますし、その部分は次につなげるべきです。私ももっと面白いメールを送れたら良かったなと思っています(笑)


　こうしたネットラジオにリスナー/ネタ職人として関わってみて強く思うのは、ファンになることの楽しさとファン同士が交流を深めていくことの面白さです。


　アイドルを応援するのと近いのかもしれませんが、メインストリームではない分野で無名の人たちが、強いエネルギーを持って新しいことをやろうとしている、まだ何者になるかわからないけど、ついていったら何か面白い世界にたどり着けるんじゃないか、そこにはやっぱり自分と同じような人たちがいて、もしかしたらもっと大きい世界があるのかもしれない…。


　大きい世界に行くことをみんなが望んでいるのか、それはわからないし、それによって誰かが苦しむのは違うと思うんですけど、そこは世の中に溢れる苦しみを忘れられる、みんなが笑えるところだといいなって思っています。


　あと言っておきたいのは、物販があったこと。今回は缶バッジとステッカーのセットが販売されていました。これはリスナーさんが自前で作ってきて、その日の販売で出た売上を番組に寄付するということなんです。

　デザインもセンスもホントに素敵で、私は早速缶バッジをバッグに付けました。


　収録後はオフ会という名の懇親会。幹事はリスナーの代表がやってくれていましたが、途中からパーソナリティーの3人も参加してくれました。ざっと50人以上いたっぽいです。


　会話の内容は笑え金魚ちゃんの話だけでなく、聴いているラジオの話やら、野球の話、散歩の話、最近はまっている若手芸人の話などなど。中心にラジオという共通の話題があるだけで、すぐに打ち解けられて、いろんな話に発展していきます。


　合コンなんかと無縁の人生の私は、知らない人とこんなにしゃべれる空間ってなかなかないんですよ。職場の人がこの場にいる私を見たらかなり驚くと思います(笑)


　こうした共通の趣味を持つ知り合いや友達と出会う場を与えてくれたというだけでも、笑え金魚ちゃんには感謝しています。


　長くなりましたが、無理のないペースで末永く、このネットラジオ番組が続くことを願っております。ありがとうございました。

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