PSP『ジャンヌ・ダルク』クリア [ゲーム]
かねてからやっていた『ジャンヌ・ダルク』を今日、クリアしました。
言いたいことは色々ありますが、ゲームですし、「if」のストーリーですから仕方ないですね。ただ、それでも言わせていただきたいのは、ほとんどファンタジーだということ。別にジャンヌの名前でこのゲームを作らなくても良かったんじゃないかなと思います。
職業柄(まだ学生です)、西洋史は調べることができる環境なので、ジャンヌ・ダルクについてもいろいろ調べてみたのですが、序盤のジャンヌの行程は、結構忠実に再現されているみたいです。それから、ジャンヌと行動をともにする仲間の名前も何人かは確認できました。その点では良くできていると思います。もちろん獣人はいませんが…。
ゲームシステムなどは、シミュレーションRPGですし、特に言うことはなかったです。難易度も私がそれほど難しいとは感じなかったので、ライトユーザー向けかなという印象でした。
プレイ感としては、序盤の対イギリス軍の戦いなんかすごく罪悪感に駆られて、全体としてイヤーな感じでした。敵を倒すのがすごく嫌になりましたね。反戦的なメッセージが込められているなら正解かもしれません。
主人公ジャンヌの性格もあまり好きにはなれませんでした。自分でなんのために戦っているのか分かってないみたいで、それでいて無駄に好戦的な描かれ方でした。本物のジャンヌもそんな感じだったのかもしれませんが、あまりに内面の描写が弱い気がしました。
それにしても、ストーリーは「戦争→対悪魔」で、流れとしてはFFTと結構似ているのに、脚本でこうも仕上がりが違うものかな、と思いました。シナリオの深みが違いますね。
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