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「大工ヨセフ」に感動!〜ルーブル美術館展〜 [アート]

 以前、国立新美術館で開催しているルーブル展について書きましたが、今度は上野の国立西洋美術館でやっているルーブル美術館展を観てきました。上野に着いた時には10時を過ぎていましたが、看板には20分待ちの文字がありました。

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 いつもはガイドなしで回るんですが、今日は思い切って音声ガイドを借りてみました。500円払えば中尾彬さんの声にのせて、20作品の解説が聞けます。初めて借りましたが、さすが中尾さん、雰囲気があって結構良かったです。

 今回のテーマは17世紀ヨーロッパ絵画。このテーマに絞っても、ルーブル美術館からのみで71点を借りられるのだから圧巻です。ハイライトはフェルメールの「レースを編む女」やジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「大工ヨセフ」といったところでしたが、他にも有名どころの作品はいくつかありました。国立新と比べれば、明らかにこちらの方がメインでした…。

 


 一番印象に残ったのはジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「大工ヨセフ」。イエスの持つ一本のろうそくを光源にして光と影を見事に表現した作品です。ルーブル美術館でも観ていたのですが、改めて観てまた違った感動がありました。

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 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「大工ヨセフ」。こちらはルーブル美術館で撮影したものです。(国立西洋美術館はもちろん撮影禁止です!)

 ルーブルには有名な絵ばかりが沢山あるので、ド・ラ・トゥールの絵などは意外と無造作に飾られていたりするんですが、こちらに来ると丁重に扱われるので、観る側も気持ちを作って鑑賞できるのがいいですね。雰囲気があって良かったです。特に、飾られている壁の色が焦げ茶系の色だったのが、絵の雰囲気に合っていてナイスチョイスだと思いました。

 音声ガイドにはこの絵の解説も入っていたので、この絵についてより深く知ることができました。登場人物はまだ幼いイエスとその父ヨセフ。イエスの持つ一本のろうそくから放たれる光とその光に照らし出された二人の表情を実に写実的に描いています。フェルメールの「レースを編む女」よりもこの絵の前の方が空いていたので、何度も観に戻って、じっくり鑑賞できました。

 今回の展示で、この「大工ヨセフ」に完全に魅せられてしまいました。もちろん帰りにはクリアファイルを購入♪ つや消しの素材がまたグッドでした(笑)
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アマカワ

この絵、母はハガキかって来ましたよー。
イソップ司令も行ったんですね^^
って、この写真、RとTが写ってませんか(笑
by アマカワ (2009-05-22 23:49) 

イソップ

アマカワさん、いつもありがとうございます。

ポストカードはルーブルで購入済みです(笑)
RとT、写ってますね(笑)
by イソップ (2009-05-23 22:56) 

イソップ

Naoさん、niceありがとうございます。

by イソップ (2009-05-24 16:32) 

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