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期待のNHK人形劇「新・三銃士」 [テレビ]

 三谷幸喜さんが脚色を担当したことで話題の人形劇「新・三銃士」(正確には人形活劇)。三谷さんのちょっとしたファンであり、ナレーションを担当する田中さん(爆笑問題)のファンでもある私なので、子ども向け番組ではありますがチェックしています(笑)

 NHKの新作人形劇は14年ぶりだということですが、私は再放送などで「ひょっこりひょうたん島」なんかを見ていた覚えがあるので、それほど馴染みがないわけでもありません。でも私が物心ついてからは再放送しかやってなかったんですねぇ。余談ですが、NHKは再放送に対する思い切りの良さにもセンスを感じます。

 番組の概要を書いておきますと、「新・三銃士」は10月12日(月)スタートで全40話。全話20分で放送時間は最初の10話が月〜金の午後6時から。11話目以降は毎週金曜日の午後6時から。ちなみに1週目、最初の5話はすでに放送されています。ちょっと変則的な編成ですが、こんな編成なのは全40話と短いので月〜金だとすぐに終わってしまうから、だそうです。

 原作はアレクサンドル・デュマの『三銃士』。原作にも、ドラマや映画にもまったく触れたことがなかったので、これを機会に私も書店で購入してきました(笑)

 「新・三銃士」の5話分を観て、『三銃士』もパラパラ読み始めた段階ですが、三谷さんかなり脚色してますね。話やキャラクターはだいぶ変わっていると思います。まあ、岩波で上下600ページずつの小説を、子ども向けに40話で見せるのですから、それなりに変えますよね。

 「新・三銃士」を観ての感想ですが、個人的にはオープニングアニメーションのカッコ良さにまず感動しました。そして人形たちの造形とセットの雰囲気が好きです。ルイ13世時代のフランスが舞台なので、私の専門よりはちょっと後の時代なのですが、中世の趣を残した世界観はそそります(笑)

 人形劇の魅力は、その動きの“不自由さ”にあると思います。人形の下には必ず操者がいて、手からは棒が突き出ている。動きも制限されますし、場面も制約されます。その中で作り手はどれだけ表現するか、そして受け手がどれだけ想像で場面を補うか、作る側と観る側の両方に創造力と想像力が要求される芸術だと思います。

 声優陣も豪華なので、人形の声にも注目しつつ、全40話を見守っていきたいと思います。
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コメント 5

もーりぃ

リニューアル三銃士、俺も見てるよ。
確かにセットの雰囲気はかなり気合入ってるよねぇ。
俺はどうしても大道具さんの目で見てしまう(笑。
by もーりぃ (2009-10-17 11:40) 

イソップ

もーりぃさん、コメントありがとうございます。
もーりぃさんも観ていましたか。
セットはかなり作り込んでますよね。
しかもなぜか緑山スタジオで撮ってるらしいですよ(笑)
by イソップ (2009-10-17 17:18) 

あゆ@hykenist

私三銃士大好きだから見ようと思ってたのに、まさか毎日やると思わなくてだいぶ見逃しちゃった…。
人形のデザインも可愛くて素敵~♪
by あゆ@hykenist (2009-10-18 19:22) 

イソップ

あゆ@hykenistさん、コメントありがとうございます。
確かに毎日は意外でしたね。
でもNHKのことだから、これから先も再放送は何度もやると思いますよ(笑)
by イソップ (2009-10-18 21:31) 

イソップ

Naoさん、niceありがとうございます。

by イソップ (2009-10-23 22:58) 

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