【ローマ3日目その1 ポポロ教会・スペイン広場ほか】 スペイン・イタリア旅行2010 [旅行記]
ローマの3日目は清々しい天気。この旅は本当に天候に恵まれました。この日の行程は地下鉄でポポロ広場まで行って、歩いてスペイン広場、バルベリーニ宮、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会へ向かうルート。初日に稼げたので、だいぶ余裕のある一日です。
ということで、まずはサンタ・マリア・デル・ポポロ教会。建物自体は15世紀に再建されたもので、多くの美術品が置かれています。前日に続いて、ここでもカラヴァッジョの作品に出会いました。
広場の脇の小高い丘、ピンチョの丘に登ると、ポポロ広場だけでなく、ローマの街が一望できます。奥にサン・ピエトロ大聖堂があるのが見えるでしょうか。
丘の上から脇道をそのまま歩いていくと、かの有名なスペイン階段が見えてきます。
映画「ローマの休日」でも使われたスペイン広場。朝早くて人が多くなかったので、ゆったり写真を撮れました。ロケーションは最高。写真の腕はイマイチ。
一行はスペイン階段を上った先のシスティーナ通りを歩いてバルベリーニ宮へ。
ここはバルベリーニ家の宮殿だったものが政府に譲渡され、今では国立絵画館となっている建物で、建物自体もバロック時代の代表的な建造物なのだそうです。
入場料は5ユーロ。撮影NGでしたが、ラファエロ派やヴェネツィア派、マニエリスムなど時代とテーマを部屋ごとに分けて多彩な作品が観られました。ここにもカラヴァッジョの作品がいくつかあったのですが、目玉の一作品が貸し出し中でありませんでした。
ところが、そのキャプションをよく見ると、「クィリナーレ」という地名がありました。ずっとローマの地図を見ていたのでわかったのですが、クィリナーレ通りというのはバルベリーニ宮のすぐ近く。もしかしたらここら辺なんじゃないかと思い、時間にも余裕があるので探してみることにしました。
その前に昼食。私たちはバルベリーニ広場で見つけた怪しげな食堂でお昼にしました。怪しげというのは、店先に「ピッツァ、ケバブ、スシ」と書いてあったからです(笑) その文句に思わず反応してしまい、ついつい買ってしまいました。
ピッツァは四角いピースを量り売り。寿司はパックで売っていました。醤油とわさびは日本製。たしか埼玉の会社の住所が書いてありました(笑)
気を取り直して美術館探し。キョロキョロしながら通りを下っていきました。そして見つけたのがこのサイン。
場所は「Scuderie del Quirinare」というところで、ガイドブックには載っていないもののオシャレな美術館でした。そこでやっていたのは「カラヴァッジョ展」!!
不思議な縁というのもあるもので、導かれるようにカラヴァッジョの作品を観ることになりました。本場の気合いが入った展覧会ですから、他の作家を入れて水増しすることもなく、カラヴァッジョオンリーの上質な展覧会でした。
普通のローマ観光では見られない作品が各国からここに集結していて、贅沢そのもの。大学で博物館学をかじった私としても、展示方法の工夫で勉強になることがたくさんありました。2010年6月13日までやっているので、ローマに行かれる方で、興味のある方はぜひどうぞ。
次の目的地はサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会です。
ということで、まずはサンタ・マリア・デル・ポポロ教会。建物自体は15世紀に再建されたもので、多くの美術品が置かれています。前日に続いて、ここでもカラヴァッジョの作品に出会いました。
広場の脇の小高い丘、ピンチョの丘に登ると、ポポロ広場だけでなく、ローマの街が一望できます。奥にサン・ピエトロ大聖堂があるのが見えるでしょうか。
丘の上から脇道をそのまま歩いていくと、かの有名なスペイン階段が見えてきます。
映画「ローマの休日」でも使われたスペイン広場。朝早くて人が多くなかったので、ゆったり写真を撮れました。ロケーションは最高。写真の腕はイマイチ。
一行はスペイン階段を上った先のシスティーナ通りを歩いてバルベリーニ宮へ。
ここはバルベリーニ家の宮殿だったものが政府に譲渡され、今では国立絵画館となっている建物で、建物自体もバロック時代の代表的な建造物なのだそうです。
入場料は5ユーロ。撮影NGでしたが、ラファエロ派やヴェネツィア派、マニエリスムなど時代とテーマを部屋ごとに分けて多彩な作品が観られました。ここにもカラヴァッジョの作品がいくつかあったのですが、目玉の一作品が貸し出し中でありませんでした。
ところが、そのキャプションをよく見ると、「クィリナーレ」という地名がありました。ずっとローマの地図を見ていたのでわかったのですが、クィリナーレ通りというのはバルベリーニ宮のすぐ近く。もしかしたらここら辺なんじゃないかと思い、時間にも余裕があるので探してみることにしました。
その前に昼食。私たちはバルベリーニ広場で見つけた怪しげな食堂でお昼にしました。怪しげというのは、店先に「ピッツァ、ケバブ、スシ」と書いてあったからです(笑) その文句に思わず反応してしまい、ついつい買ってしまいました。
ピッツァは四角いピースを量り売り。寿司はパックで売っていました。醤油とわさびは日本製。たしか埼玉の会社の住所が書いてありました(笑)
気を取り直して美術館探し。キョロキョロしながら通りを下っていきました。そして見つけたのがこのサイン。
場所は「Scuderie del Quirinare」というところで、ガイドブックには載っていないもののオシャレな美術館でした。そこでやっていたのは「カラヴァッジョ展」!!
不思議な縁というのもあるもので、導かれるようにカラヴァッジョの作品を観ることになりました。本場の気合いが入った展覧会ですから、他の作家を入れて水増しすることもなく、カラヴァッジョオンリーの上質な展覧会でした。
普通のローマ観光では見られない作品が各国からここに集結していて、贅沢そのもの。大学で博物館学をかじった私としても、展示方法の工夫で勉強になることがたくさんありました。2010年6月13日までやっているので、ローマに行かれる方で、興味のある方はぜひどうぞ。
次の目的地はサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会です。
ほりけんさん、いつもniceありがとうございます。
by イソップ (2010-03-22 08:00)